百華繚乱
百華
凛と咲く 一輪の花
咲きかけの一輪の花
まだ蕾のままの 一輪の花
それぞれが輝きを持ち 同じものは一つとしてない
踊舞
踊るように 舞うように
花が咲く
共に咲き 共に揺れる花々が
一つの大きな美となり
見るものすべてを魅了する
村雨
突然の冷たい雨が 花びらを打つ
耐えしのぐ花たち
けれど止まない雨はない
「地は固まる」それを信じて
繚乱
綺麗に咲き乱れた花
記憶に刻まれるその風景
もっと美しく
限界などない
何処までも咲き誇れ
さらなる高みへ